2010年 01月 30日
今話題の3D映画「アバター」を見てきました。メチャ感動しました!人類に対して一つの警告とメッセージ性が込められた作品でした。皆さんはもうご覧になったでしょうか? これは映画の観念を覆すような作品ですね。映画界に一つの大きな時代の波がやってくるような気配を感じました。ジェームズ・キャメロン監督作品ですけど、自らが作った「タイタニック」の歴代興行収入一位の記録を塗り替えました。しかも、タイタニックが一年半かけて達成した記録をアバターはたった40日足らずで抜いたのだとか。。現在も記録を更新中ということですね。この映画は映画館で見ないといけないですね~。見てない方はぜひ!3D上映してるところと2D上映してるところがあるので事前に調べる必要があります。 ジェームズ・キャメロン監督の撮影現場をテレビで見たんですけど、2台のカメラで左右同時に撮ることによって3Dの立体感を出すわけなんですけど、いかにCGを駆使した撮影とはいえ、最後の撮影にはアナログな撮影レンズを使うことは避けられないわけで、レンズによる物理的な限界もあったように思います。一眼で写真を撮ってる人なら誰でも知ってる被写界深度ってありますよね。ピンの合った範囲の部分とピンを外してボケた部分の存在ですが、これが3Dの映像でも残ってました。立体的な映像なんですが、メインとなる被写体以外の手前や背景にしっかりと目の視点が合わなかったりしたんです。これが一部の人で目が疲れたり酔ったりしてしまうという報告がある原因だと僕は思いました。 キャメロン監督は今回の3D撮影で相当な技術革新をおこしたと言われてますけど、この被写界深度だけはレンズを使う以上は克服できない問題なのかな・・。100パーセントCG作成だったら大丈夫なんでしょうけど。。 ところで、フジフィルムからコンデジの世界にも3Dカメラというのが出ました。カメラにレンズが二つ付いていて、理論的には同じなんですけど、これは撮った写真を専用メガネなしの裸眼で立体的に見えるというのですけど、一体どう見えるんでしょうね。ぜひ作例を見てみたいです。これは一眼カメラでは不可能な機能ですね。カメラにレンズが二つ装着できるようなとんでもないカメラが誕生したら撮れますけど、でも傍から見ると目玉が飛び出したようなカメラで撮影してる格好になりそうで、自分としては持ちたくないカメラです。(笑)レンズ一体型の「ネオ一眼」の世界には上手く搭載されそうですね。両目がウィ~ンとズームで伸びてくるようなカメラになるのかな。(爆) 薄型テレビの世界にもいよいよ今年から3D機能が搭載されたテレビが各社から発売されるそうです。僕はまだブラウン管テレビでがんばってるんですけど、地デジ対応テレビを買う時はぜひ3Dでいきたいです。家庭でもアバターのような映画が見られるなんて夢のよう。。 全く話が逸れましたけど、名古屋で造花の撮影をしてきました。被写体は6、8、10枚目以外は全て人工花や人工樹です。 お客さんが常にいる所で大きな照明を使ったり長時間同じ場所で撮影したりできない制限もあって、かなり苦労しました。一人で数百枚撮ったんですけど、機材を持って走り回りながら、汗ダラダラの息ゼーゼーでした。高級な場所なので緊張もしたし・・。 こういう写真って、技術云々よりも背景をどう仕上げるか、ということに限りますね。被写体を生かすも殺すも、全て背景選びにかかっていました。被写体を動かすのも結構大変だし、自分一人で移動してるわけではないので、結構な決断が要ります。動かしてみて撮ったらダメだったなんて言えないし。これもまた勉強になりました。 1 2 3 4 5 この背景、即席で作ったにしてはなかなか上手くいってますよね。(笑) でも、ちょっとアラが出て使えませんでしたけど・・。 6 鉢に入ってるバラはプリザーブドフラワーというものです。生花に特殊な薬品加工をして枯れないようになってます。とてもみずみずしくて、普通の花と遜色ありません。手前の白いバラは造花です。 7 8 9 10 これ、風船の中に生花が入ってます。凄いですよねぇ。作り方を見ましたけど、企業秘密です。。。
by shunsphoto
| 2010-01-30 21:28
| 商用撮影
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